人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

thought of the flower

chiisanaai.exblog.jp

REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15

「へそ祭じゃない祭っ!」


20年振りですっ!五郎と涼子先生の画・・・
そぉいや五郎って・・・昔、よく職員室で涼子先生に、仕様もない相談していたな・・・
涼子先生は涼子先生で、失礼な質問と言いつつも、黒板家の謎に!?ズバッと切り込んでいたしっ
此れって・・・ホントのところ、親と教師の理想とする、素晴らしい信頼関係だったんだろぉなぁ・・・って!
そう思えば・・・うん、10年一昔!ホント一昔だっ!
そんな2人にとっては、ホント話が尽きないと思います・・・

でも!?主題はアレか?
オイっ五郎っ!なんか聞きたがっているな?オイっオイっホレっ!
久し振りに聞いてみなよっ!

五郎「(改まって)あのぉ・・・ひとつ、お聞きしていいですか・・・」
涼子先生「何ですかっ」
五郎「(言いにくい)純が今付き合ってるらしい、娘さんのことなんですが」
涼子先生「あぁっ結ちゃんね!私が紹介したんです、私の教え子で、とってもいい娘」
五郎「あぁ・・・(躊躇で)人妻だって聞きましたが・・・」
涼子先生「人妻・・・?・・・(笑って)って言うか、元人妻ね・・・もっとも籍はまだ脱けてないみたいだけど」
五郎「・・・・(沈黙で)先生・・・おいら、昔・・・女房に、男作られて・・・」
涼子先生「・・・知ってるわ・・・でも、それとは事情が違うのよ・・・結ちゃんのご主人は、女こさえて2年前に逐電しちゃってるの、実質的にはもう別れてるの」
五郎「しかしあのぉ・・・籍がまだ脱けてないと・・・」
涼子先生「(大きな溜息に笑顔で)くだらないことに拘るんだな・・・好き合ってるんだから、それで良いじゃない・・・それとも、バツイチじゃいけません?」
REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15_f0162768_2243414.jpg
五郎「(笑顔になり)いや、とんでもないです・・・純だって実際は、バツがいくつも・・・(笑って)」
涼子先生「(笑う)」
五郎「(笑う)」
涼子先生「これまで散々苦労してきた娘だから、純君と一緒に苦労していけると思うわ・・・」
五郎「先生・・・ありがとうございます・・・もったいない話です・・・」

2人、笑顔になり・・・
って、正確なところ!?純に×は付いてないぞぉ・・・
まぁでもね・・・流石です、衰え知らずの涼子先生節は健在っ!
永遠の・・・パンク涼子先生っ!
例え理にかなっていなくとも!?此れには五郎さんも丸め込まれちゃうわぁ〜
しかし、原田美枝子、やっぱ皺が目立つなぁ・・・ってオイっ!
其れが善いんだよっ!寧ろこうあって欲しい・・・!?
私は、あなたの・・・愛を乞うひと・・・


そして明け方・・・港いっぱいの流氷と共に、五郎が浜にやって来る!?
ほらっ!純が紹介した弘に、若干ビビってるじゃないかい!?五郎さん?
まぁっ弘の風貌を何とかしろっ!って話ね・・・
でぇ・・・またギクシャクした空気が流れます・・・
朝御飯の件ね・・・
結の「美味しい?」と言う問いに、純と弘が同時に頷いちゃうってやつ・・・
REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15_f0162768_225141.jpg
五郎「おいしいですっ!これぇ〜」
って、本人はタイミング良く割って入ったと!?思っているんでしょうが!?・・・うん、流氷の話で誤摩化せっ!

っと!!!
その刹那!何かに気付く弘!
あっ!うどん的なモノが?椀ごと落ちたっ!
純と結も、見つめた先に・・・
2人の影が姿となり・・・思わず純も弘も走り出す!

はい、若干のしつこさはございますが・・・ドドの凱旋パレードを・・・
〜ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』〜にて荘厳かつダイナミックにお送り致しますっ〜

幻影と光線・・・薄橙の朝日を背に・・・
REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15_f0162768_2254156.jpg
トドが雄叫びを上げる!!!
生きていた!!!
REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15_f0162768_226197.jpg
トドは・・・あっ!じいやんも!・・・生きていたのですっ!

船が近づき、救助されるトドとじいやん・・・
何艘もの漁船と・・・
港の群衆の歓喜とが、其の帰還に酔い痴れ・・・ちょっと過剰な演出とも!?
やたら旗が多過ぎ!グラストンベリーかっ!今年はお休みです・・・
でも〜オリンピックスタジアムの中でミニミニグラストンベリーが精巧に再現されていたぞっ!・・・うん、今は・・・その話題、忘れてもらっていい?
長くなりそうだから・・・!?
REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15_f0162768_2265416.jpg

其れでも・・・五郎は、ポカ〜ンとするしかない状況・・・!?
なんだぁいこりゃ?祭りかぁぃ?大漁祭りかぁい?ヘソ祭りなんかぁ〜い?
皆がトドの船を追うように走り・・・
トドも、純達・・・?いや?五郎を確認した様子で・・・
って、船が中々港に到着しない件・・・何時までやってんだいっ!凱旋パレード?優勝パレード?・・・パーティーは終わらないっ!

逆に、奇跡生還を目の当たりにした弘は、どんな想いで其れを見ていたのでしょう・・・?
正直、親と言う大きな壁、其の存在を痛感した、そんな瞬間だったのでは・・・
其れが普通です、親を越えたいなんて言うのは自己心酔そのもの・・・誰かに守られていると言う現実、親に守られている事の意味・・・其れに気付かないようでは・・・親を越える事なんて、死ぬまで出来ないのです・・・

やっと船が港に着くと、トドが一目散に向かった先・・・
REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15_f0162768_2273957.jpg
其れは五郎!
五郎も分かって・・・あっ!あの時の・・・???

トド「いやぁ・・・・よぉくみえた・・・トドっ!トド撃ってきたっ!・・・今夜は、トド鍋だぁーっ(五郎にトド押し付け)いやぁっ、しばれた・・・」

再び両雄相見える!
五郎はトドを抱え歩き出し、皆も其れに付いて行く・・・
其の光景を!?一番に不思議がっていたのが・・・純?
えっ!?知っていたの?知り合い?お知り合い?何時の間に!?
REVUE〜北の国から〜2002遺言 Scene15_f0162768_228772.jpg

そして、弘だけが其れとは別の方向に歩み出し・・・
うん、其れでも、お前には同情は出来ないね・・・此れが現実っ!
此れまで犯してきた自分の行いを改め、自らを償って行く事・・・其れが成長への一歩・・・そして、人に感謝し、感謝される人間に・・・
感謝の気持ちを忘れずに・・・



主な登場人物:
黒板五郎(田中邦衛)黒板純(吉岡秀隆)笠松蛍(中嶋朋子)高村結(内田有紀)高村弘(岸谷五朗)佐久間拓郎(平賀雅臣)熊倉寅次(春海四方)じいやん(浜松朝男)高村吾平(唐十郎)水谷涼子(原田美枝子)
演出:杉田成道
by trent1975 | 2012-11-22 02:30 | 北の国から
<< REVUE〜北の国から〜200... REVUE〜北の国から〜200... >>